「家、もう完成したよね?」
「スマートホームって、新築時に作り込まないと無理じゃないの?」
もし今、そう思っているなら——この記事はあなたのために書いています。
8年前、私は完全にそう思っていました。引き渡しが終わったあの日、家は完成したと信じていた。でも違った。家が「不便」を見せ始めたのは、住み始めた夏のことです。
始まりは、たった1台の赤外線Hub。半信半疑で家電量販店で買って、最初は正直、後悔しかけました。それが8年後、総額約20万円・月にならせば2千円で、家が別物になっていた。8年前の自分に教えたい話を、今日全部開示します。
🐶 シートラ:富士住建で埼玉県内に家を建て、入居8年目の施主。チワワ3匹・爬虫類・水亀と暮らしながら、家を一人で育ててきた本人。第3章はその「育てた8年」の話。新築時にスマートホームを作り込んでおく余裕はなく、最初の1台は引き渡し後の夏に家電量販店で半信半疑で買った赤外線Hub。そこから後付けで広がった全機器とその総額・効果を、施主の本音で開示する役。
🧚 ふじまる:「家、もう完成したよね?」「後付けって中途半端じゃないの?」「全部一気に揃えたほうがいいんじゃ?」という読者の本音を代弁し、シートラのごまかしを見抜く役。第3章では、シートラの「最初は後悔しかけた」という告白を引き出すまで追い詰める担当。
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新築の図面と仕様書には、「外から帰る前にエアコンを入れておきたい」という暮らしの動詞が一行も入っていなかった。坪単価・標準装備・断熱性能、どれも完璧に決めたつもりだった。なのに、住んだ瞬間に最初に困ったのは——たった1個のリモコンの居場所。家の完成度と暮らしやすさは、別物だった。
| 見た目 | 手のひらサイズの小さな箱。家電量販店の隅に置かれていた一台 |
| 仕組み | 既存のエアコン・テレビ等の赤外線リモコン信号を取り込み、Wi-Fi経由でスマホ・音声・スケジュールから操作可能に |
| 設置時間 | 約10分(コンセントに挿してWi-Fi登録、リモコン信号を学習させるだけ) |
| 家への工事 | 不要。賃貸でも導入可能。引っ越し時は持って行ける |
| 最初に変わったこと | 外出先からエアコンをオン、帰宅時間に合わせた自動運転、玄関を開けた瞬間に涼しい家 |
※著者宅(富士住建・埼玉県内)に導入した実体験。製品仕様・対応機器・価格は時期や型番により変わるため、最新情報は各メーカーをご確認ください。
本記事は第3章の「入口」と「全体像」を見せる回。カーテン・プラグ・センサー・カメラ・掃除ロボットそれぞれの選び方・つまずき・使ってよかった点は、vol32以降で1テーマずつ深く扱っていきます。なお、玄関のスマートロックは本記事執筆時点で未導入。これからの予定で、後の回(vol34あたり)で改めて取り上げます。
| 項目 | 8年前の思い込み | 8年後に分かった現実 |
|---|---|---|
| 始めるタイミング | 新築時に作り込むもの | 住んでから後付けで十分 |
| 初期費用 | 一括で数十万円〜 | まず赤外線Hub1台から段階的に |
| 賃貸での導入 | 無理・工事必要 | 工事ゼロ。Hub1台から始められる |
| 8年の累計(著者宅) | 想像つかない | 約20万円(月2千円ほど) |
| 家の進化 | 完成したら終わり | 住みながら少しずつ育てられる |
※著者宅(富士住建・埼玉県内)8年の体験と支出の実感。総額・月割り換算は導入機器の種類・台数・時期で大きく異なり、すべての人に同じ結果が当てはまるものではありません。
うちの後付けスマートホーム化は、ある夏の夜の赤外線Hub1台から始まりました。エアコンのリモコンをスマホに取り込んだだけで、外出先からのオンや、帰宅時間に合わせた自動運転ができるようになります。そこからカーテン・プラグ・温湿度計・人感センサー・見守りカメラと、同じシリーズで段階的に揃えていけるのがSwitchBotの強みでした。新築時に作り込まなくても、賃貸でも、まず1台から家のスマート化は始められます。「家、完成したと思ってた」——その先に進みたい方は、最初の1台を覗いてみてください。