前回の終わりに、シートラはこう言いました——「家は8年で、壊れもした」と。
でも今日は壊れた話の前に、もっと地味で、もっと見落とされがちな話をしなければなりません。外壁です。屋根です。そして太陽光パネル。「新築から8年で一体いくらかかったの?」という問いに、正直に数字で答えると:外壁メンテ費用、8年でほぼゼロ円。
これを聞いて「ノーメンテ放置でしょ」と思った方——実は違います。外壁でゼロ円を達成できた理由、屋根でも驚くほど費用がかからなかった理由、そして太陽光パネルだけは全然別の話になった自虐エピソード。さらに、ほとんどの人が見落とす「家のインフラ」のランニングコスト——今日は8年の本音で全部話します。
🐶 シートラ:富士住建で埼玉県内に家を建築。チワワ3匹・爬虫類・水亀と暮らす入居8年目の施主。外壁はニチハFuge・屋根はガルバリウム鋼板・太陽光パネルありという構成で、8年間の外壁・屋根・光回線メンテナンス実録を持つ。外壁は高圧洗浄だけで費用ほぼゼロ円を達成した一方、太陽光パネルの清掃を怠って発電量低下に気づかなかった「やらかしエピソード」の当事者。光回線は8年間一度も見直していないことを今日ついに告白する。
🧚 ふじまる:「外壁ゼロ円!?嘘でしょ」「太陽光のやらかしって何!?」と読者の驚きをそのままぶつける妖精。今回は外壁・屋根・太陽光パネル・光回線という「家のインフラ8年答え合わせ」を舞台に、シートラが言いかけて止める部分を容赦なく掘り下げる役。
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外壁のメンテナンス費用が8年でほぼゼロ円になった理由は、単純に「何もしていない」からではありません。ニチハFugeという外壁材を選んだことが、すべての起点でした。一般的なサイディング外壁は、パネルとパネルの継ぎ目に「コーキング(シーリング)」という充填材を打ちます。このコーキングが、紫外線や温度変化によって年々劣化し、ひび割れや剥離が起きていく——それが通常の外壁メンテナンス費用の正体です。ところがニチハFugeは、パネル同士が重なり合う独自構造のため、継ぎ目がほぼ存在しません。コーキング箇所が圧倒的に少ないため、劣化の起点そのものが少ない。だから高圧洗浄で表面の汚れを流すだけで、8年間外観を維持できました。
私が毎年やっているのは、高圧洗浄機を使い、外壁の表面を上から下へ流す作業です。時間にして1〜2時間。費用は電気代のみで、実質ゼロ円。業者に頼む外壁塗装の一般相場が100〜150万円と言われることを考えると、この差がどれほど大きいか分かります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 外壁材 | ニチハ Fuge(目地なしサイディング) |
| 8年間のメンテ方法 | 年1回・高圧洗浄(自分で実施) |
| 8年間の費用 | ほぼゼロ円(電気代のみ) |
| 外壁塗装の実施 | なし(8年時点で不要と判断) |
| メンテが楽な理由 | 継ぎ目なし構造でコーキング箇所が少ない |
※著者宅(富士住建・埼玉県内・一人暮らし)の実体験に基づく記録です。外壁材・立地・日当たり・環境条件により状況は異なります。外壁の状態は専門家による定期点検を推奨します。
ニチハFugeで「継ぎ目なし」と言っても、コーキングが完全にゼロになるわけではありません。窓サッシの周囲、角部分、設備の貫通部分——こういった「面の継ぎ目ではない部分」には、普通のコーキングが残ります。そして入居1年後の定期点検で、富士住建の職人が持ってきた写真を見た時、指が止まりました。窓周りのコーキングが、細かいひびをすでに入れていた。外壁面はきれいに見えていたのに。コーキングは外壁材と違い、紫外線劣化のスピードが速く、しかも見えにくい場所に打たれていることが多い。気づかないまま放置すると、雨水が内部へ浸入する経路になりかねない——「黙って死ぬ」部位です。
この1年後点検でのコーキング追加施工は、富士住建の標準的なアフター対応として費用ゼロで実施してもらえました。富士住建で建てた方は必ず1年後点検をきちんと受け、コーキングのチェックをしてもらうことを強くすすめます。その後8年間は、高圧洗浄と目視で問題なく来ています。次のコーキング打ち替え検討タイミングは10〜15年が一般的な目安のため、8年時点では様子見の段階です。
屋根本体——ガルバリウム鋼板——については、8年間ほぼノーメンテで来ています。ガルバリウムは錆びにくく、スレート屋根のような定期塗装も不要です。台風後に目視で確認する程度で、費用が発生したことはありません。屋根材の選択という点では、ガルバリウムは長期的にメンテコストが低い材料だと実感しています。
ただし、屋根の上に載っている太陽光パネルは全く別物です。ここで正直に告白しなければなりません。太陽光パネルは、定期的な清掃と点検が必要です。パネル表面に花粉・ほこり・鳥の糞・黄砂などが積み重なると、発電量が落ちていきます。問題は、その低下が緩やかすぎて、日常生活の中では気づきにくいことです。私もそうでした。アプリで発電量の月次推移を確認した時、胸が痛くなりました。ここ数ヶ月、明らかに数字が落ちている。慌てて業者に点検・清掃を依頼したところ、パネル表面の汚れと、固定器具の一部の緩みが発見されました。清掃後は発電量が戻りましたが、もっと早く気づいていれば——という後悔は残ります。
| 項目 | 屋根本体(ガルバリウム) | 太陽光パネル |
|---|---|---|
| 8年間の費用 | ほぼゼロ円 | 清掃・点検費用あり |
| メンテ頻度 | 台風後の目視のみ | 定期清掃が必要(怠ると痛い目に) |
| 劣化の見えやすさ | 目視で分かる | 発電量低下は気づきにくい |
| 注意点 | 飛来物による傷に注意 | 発電量の定期チェックが必須 |
※著者宅(富士住建・埼玉県内)の実体験に基づく整理です。屋根の形状・勾配・周辺環境・太陽光パネルの設置条件により状況は変わります。
太陽光パネルの発電量が落ちていると感じたら、まず専門業者への点検・清掃依頼を。蓄電池の導入検討も含め、AD-HOMEやタイナビNEXTの無料相談・一括見積もりが選択肢の整理に役立ちます。
外壁・屋根・太陽光パネルの答え合わせをしてきましたが、もう一つ、正直に告白しなければならないことがあります。光回線——家を建てた時からフレッツ光を使い続けて、8年間一度も見直していません。
光回線は「壊れない」インフラです。だから見直す発想が生まれにくい。でも毎月確実に固定費が出ていく。外壁メンテをゼロ円に抑えることに心を砕いていた8年間、光回線のランニングコストはほぼ無意識のまま積み上がっていました。プランや事業者は8年で大幅に変わっています。今の契約が最適かどうか、一度確認するだけで月数百〜数千円変わる可能性がある——それが8年間サボっていた「家のインフラ」の盲点でした。
| インフラ | 8年の結果 | 教訓 |
|---|---|---|
| 外壁(ニチハFuge) | ほぼゼロ円 | 継ぎ目なし構造が功を奏した |
| コーキング | 1年後点検で無償対応 | 放置すると後で高くつく |
| 屋根(ガルバリウム) | ほぼゼロ円 | 塗装不要・錆びにくい |
| 太陽光パネル | 清掃遅延→発電量低下 | 定期チェックを怠らない |
| 光回線 | 8年間見直しゼロ | 「壊れない」から忘れやすいが固定費は続く |
※著者宅(富士住建・埼玉県内・一人暮らし)の8年実績に基づく整理です。住宅構造・立地・使用状況により結果は異なります。
光回線は「壊れない」から見直しが後回しになりやすい代表的な固定費。新築入居から数年経っているなら、一度プランを確認するだけで節約になる可能性があります。
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